BLOGブログ

大阪、兵庫、神戸で建築家と建てる注文住宅なら[YMa]へお任せください!敷地探しから設計・施工まで行っています。

大阪、兵庫、神戸で建築家と建てる注文住宅なら[YMa]へお任せください!敷地探しから設計・施工まで行っています。

大阪、兵庫を中心とした近畿圏で、建築家と作る注文住宅をお考えなら、不動産・空間デザインで生活を豊かにする三浦建築設計事務所へ
様々な住宅の取得の仕方がありますが、その中でも建築家と作る注文住宅をその他の住宅と比較しながら検証してみます。
よろしければ、ぜひご覧いただければ幸いです。

最新情報-注文住宅- 3/24

モルタル仕上
『モルタルの魅力 -住宅・店舗のデザイン-』

外構に駐車場にアプローチ、玄関土間。住宅のいろいろなところで使われるモルタル仕上げですがの魅力を解説します。
大阪で注文住宅の設計は『YMa』へお問い合わせください。

●2023.3.24 モルタルの魅力 -住宅・店舗のデザイン-

●2023.3.22 注文住宅の地盤改良は『砕石パイル工法』で安全・安価に

●2023.2.25 金属系サイディングとは?注文住宅の外壁仕上材を比較してみた

●2023.2.23 窯業系サイディングとは?注文住宅の外壁仕上材を比較してみた

●2023.2.16 地盤調査と地盤改良工事(注文住宅の設計)

建築家とつくる注文住宅とは何か?

建売住宅や売建住宅、注文住宅・・・と購入する住宅にはいくつかの形態があります。お家づくりの選択肢に注文住宅を挙げられている方はご存知かもしれませんが、まずはそれぞれの違いを簡単に理解していただきましょう。

初めに、建築家とつくる注文住宅とは何か?ですが。。。
建売住宅との違いは明白、出来上がった建物を購入するのか、土地探し・設計から打合せを重ねながらつくりあげていくのかというところです。

次にハウスメーカーの建てる家とはどう違うのかですが、これも全然違います。
まず、ハウスメーカーは一般的に自社の設計でしか建築工事を請け負いません。建築家の書いた図面では施工できないということですね。
正確には出来ないことはないのでしょうけど、仕様が自社の型にはまっていなければ相場よりも高くなるし、トラブルのもとになることが予想されます。
ハウスメーカーのつくる家は自由設計を謳っていても、実際にはメーカーの仕様の範囲内で自由な間取りを実現しているにすぎないのです。

建築家とつくる注文住宅は間取りだけではなく、住宅の性能や仕上、その他様々なことを自由に決めることができます。決めることが多いということはもちろん建築主にとって、打合せに時間がかかるという負担はありますが、考えることはダダです。
住宅の購入者一人一人にそれぞれの考え方があります。毎日の通勤時間に情報収集をして週末に建築家と打合せをすることを繰り返すことで、建売住宅やハウスメーカーに比べて同じ性能の住宅だったら、宣伝広告費等の経費がかかっていない分安価に作ることも可能です。

当設計事務所では、土地探しから住宅設計、その住宅設計による理想の空間を実現する為の施工までを、十人十色の建築主一人一人に合わせたやり方で最後まで監理します。
もちろん維持管理のメンテナンスも含めて、修繕計画にも配慮しています。

理想のお家づくりの選択肢の一つに『建築家とつくる注文住宅』を挙げていただいたとしても、実際に設計事務所をパートナーとしたお家づくりを進めていくには不安がるでしょう。
確かに建築家と話し合いながらのお家づくりでは、理想の空間を求められる反面、
・土地探しが難しい
・注文住宅で住宅ローンを利用するには資金計画が複雑になりがち
・設計事務所を選ぶ基準が分からない
・完成するまで仕上がりが分からない
・決めることが多くて打合せが増え、入居まで時間がかかる
かもしれないといった心配事があると思います。

これらの不安については建売住宅やハウスメーカー等のセミオーダー住宅との比較をしながら建築家と注文住宅をつくるメリット、デメリットを解説していくので、不安の解消ができるかどうか一度ご覧ください。

建築家とつくる注文住宅のデメリット

大きな買い物をするときの決断はデメリットによるところが大きいと思います。
楽しい建築家との注文住宅づくりのメリットの前に、不安解消のためにデメリットから解説していきます。
前に挙げた項目をひとつずつ検証していきましょう。

土地探しが難しい

土地探しは注文住宅を計画する最初のステップですが、土地といえばほとんどの方が不動産会社に相談をすると思います。

しかし考えてみれば不動産会社は宅地取引の専門家ですが、建築の専門家ではありません。そこで、注文住宅づくりの大切な一歩目を、建築の専門家ではない不動産会社に依頼するよりも建築設計事務所に依頼してみるというのはどうでしょう?

住宅設計においては立地が大切なので、建築の専門家である建築設計事務所では、当然敷地選びを重要視しているところが多いです。
住宅建築の事まで考えて敷地を吟味することはもちろん、不動産取引に対する知識も経験も備えている設計事務所も多いので、しっかりとしたアドバイスを求めることができます。
※当設計事務所では宅地建物建物取引士も常駐しております

更に別視点で考えてみれば、大切な注文住宅づくりで失敗しないためにも、不安要素は出来るだけ初期に解消しておくべきですよね。
土地のプロである不動産会社に建築段階で失望するよりも、建築のプロである設計事務所が土地探しで失敗する方が傷口が小さく済みます。
土地探しで失敗する設計事務所はその段階で契約を結ばなければいいだけですが、不動産会社との敷地選がうまくいったからということで、施工会社を紹介してもらい建築まで契約してしまった場合の契約解除は少し難しくなりますから。

もちろん建築の知識と経験を持った不動産会社もあると思いますが、土地探しからお家づくりへというプロジェクトの流れの中で、そういったリスクを管理するという面でも、どちらを選ぶかということも考えてみてもいいかもしれません。
不動産会社は宅地取引が、建築設計事務所は建築設計が得意です。おうちづくりのパートナーを選定する為に、その得意な分野をプロジェクトの後に持ってくる事をお勧めします。

注文住宅で住宅ローンを利用するには資金計画が複雑になりがち

一般的に住宅ローンは住宅の引き渡し時に融資開始となるため、住宅を現金で一括で購入できる方は別ですが、建売住宅を除く注文住宅でもセミオーダー住宅でも[分割融資]や[つなぎ融資]等が必要になるので、資金計画が複雑になりがちです。
他にも土地と建物を一本化するのか別々にするのかによっても条件が変わってきます。
金融機関でも様々な状況に応じた商品を扱っていますが、それぞれの金融機関によって扱う商品が異なるので、土地の購入から住宅の引き渡しまでの期間等のお家づくりのスケジュールに合わせたシュミレーションが必要です。

資金計画も土地探しと同様に注文住宅づくりの初期の課題です。
敷地と資金を用意してから相談に来て下さいという建築家ばかりではありません。今時はそんな設計事務所の方が少ないのではないでしょうか?
土地探しと同様に資金計画を設計事務所に相談することで、その対応によって設計事務所を見極めることもできるかもしれないですね。

設計事務所を選ぶ基準が分からない

確かにハウスメーカーや建売住宅なんかは大々的に広告をしていたり、モデルハウスがあったりと接点を持ちやすいです。反面、設計事務所に依頼するには、接点が少ないためにハードルが上がります。
でも考えてみれば、ハウスメーカーにはその広告やモデルハウス、さらに会社の経費も建築費に上乗せされるのです。
純粋に住宅にかけることのできる金額は設計事務所の方が多くなりますよ。こだわりの注文住宅をつくるなら、建築家と作る方が良いと思いますがいかがでしょう。

広告をしないとは言っても、たいていの設計事務所は無料で広告できるコンテンツには力を入れています。
ホームページやブログ、フェイスブック、インスタグラム等ですね。建築家との注文住宅づくりに興味のある方は設計事務所を検索してみてください、そして気になる設計事務所を、出来れば3社程度に絞って連絡を取り、会ってみることをお勧めします。
前の項目でも提案しましたが、土地探しや資金計画の相談や依頼をすることでその設計事務所のお家づくりに取り組む姿勢も見えてくると思います。設計契約前に出来るだけ時間をとりましょう。

建築家との注文住宅づくりに興味を持ってもらえたら勇気を持ってメールを送ってみてください、建築家って意外と話ししやすい人多いですよ。

完成するまで仕上がりが分からない

当然ですが、一点物の注文住宅はカタログやモデルハウスで完成品を確認してから発注するというわけにはいきません。
設計事務所と契約するのも、簡単なプレゼンを受けた後ぐらいではないでしょうか?
契約後に、先が見えないままに本格的な基本設計に入っていくので、不安になる気持ちも理解できます。

もちろんですが、建築家も設計段階で図面や模型、完成イメージの3Dパース等で出来る限りのプレゼンをしていきます。
しかしなにせ一点物の完全自由設計の注文住宅です。現物サンプルをつくるわけにはいかないので、建築家のプレゼンを見て判断するしかありません。

ここで前の項目を見返してみてください。
土地探しや資金計画で設計事務所を見極めましょう。
当然ですが、建築設計事務所は建築設計・監理の専門家です。土地探しや資金計画よりも建築設計・管理の方が得意なはずですから、お家づくりのプロジェクトの初期から相談してきて、いよいよ設計という段階までこぎつけたのであれば間違いないでしょう。
土地や資金の問題を解決していく過程で、仕事の進め方や感性が合うかどうかもだいたい分かってくるころだと思います。
一生に一度の買い物である住宅、今後の生活の器になる住宅の仕上がりも信頼して任せられるかどうか、お試し期間を経て決断をお願いします。

決めることが多くて打合せが増え、入居まで時間がかかる

建売住宅、ハウスメーカー等のセミオーダー住宅(売建住宅)といった住宅と比べると、建築家とつくる完全自由設計の注文住宅は決めることが多くて打合せの回数も増え、入居まで時間がかかります。
入居までに時間がかかるということは、その間お家づくりの為に時間を割かなければならず、仮住まいが必要であればその家賃もかかってきてしまいます。

確かにデメリットはありますが、人生で最も大きな買い物のイベントの一つとして、お家づくりの時間も楽しんでしまいましょう。
考え、悩み、情報収集をしながら住宅設計から始まり、建築現場を見続けてきた分、生活の器としての住宅が手に入るだけではなく、住み始めてからも、ふとした時に設計、建築中のいろいろな思い出が蘇ってくるのを楽しめるのではないでしょうか。
この時間を楽しめる方は建築家との注文住宅づくりのデメリットをメリットに変換することができるでしょう。

建築家とつくる注文住宅のメリット

前述にもある通り、ハウスメーカーのつくる住宅は完全自由設計に対応できないセミオーダーです。設計も営業マンが自社の仕様に従って建築主と打合せし、建築士は図面化と確認申請業務を行うという分業化をしているところが多いです。
しかし、営業マンが詳しいのは『建築』ではなく、『自社商品』なので、モデルハウスと似たような住宅が出来上がります。

建築家とつくる住宅は、枠にはまらない本当の意味での自由設計の注文住宅ですから、打合せに時間はかかりますが、唯一無二のオーダー住宅をつくることができます。

デメリットの解説で、メリットもある程度把握していただいたかもしれませんが、ここからは建築家と作る注文住宅のメリットを解説していきます。

建築主・設計監理・施工者が三者独立で交渉ごとがうまく進む

建築主、設計監理、施工者が三者独立することで建築主の主張が通りやすくなると思っています。
ハウスメーカーや地元の工務店にお家づくりを依頼すると設計と施工がひとくくりになってしまいます。施工業者と交渉する為には設計事務所を独立させて、建築主・設計者・施工者と三者三様の立場の意見をまとめながら行うことをお勧めします。

最終的には住宅一見請負えるようにしようと考えていますが、当設計事務所では、家具や建具等の造作工事を中心に部分的に分離発注で施工を請け負うこともさせていただいております。
DIYでできることは自分でするということも、愛着がわくということの他に住宅の価格を下げる要因にもなります。

お家づくりの過程が見える

住宅は完成してしまうと隠れてしまう部分が多くなります。ところが、構造や断熱効果等の住宅の性能を決めるのはそういった隠れた部分です。

注文住宅づくりでは、予算にも配慮しながら構造強度や断熱性能、キッチンや浴室等の設備のグレード、仕上材なんかを決定していきます。
そして決めたものがどのように施工されていくのか、建築現場ではその過程を見ることができます。
もちろんそのために時間をかけて何度も打合せを行い、定期的に現場のチェックを行わないといけないのですが、家をつくるという大きなイベントを家族で楽しめるチャンスでもあると思います。

建築家のフォローの元、住宅の性能にもこだわりましょう。

注文住宅の施工事例

吉野杉の家

吉野杉の家
大阪府茨木市の戸建住宅
狭い敷地を有効利用するために一階よりも二階の面積を大きくしています。
さらに屋上テラスを設けることで、庭が取れないというデメリットを解消しました。
造作階段やオリジナルキッチンにも注目してください。

コルクボックスの家

コルクBOXの家
兵庫県明石市の戸建住宅
リビングやダイニングといった住宅の公的な場所にコルクボードを貼っています。
親子の連絡や思い出の展示に利用しています。

舞台キッチンの家

舞台キッチンの家
大阪府茨木市の戸建住宅
リビングとキッチンの間に段差を作ることで空間にアクセントを加えました。
オリジナルキッチンと階段を上がったところにある栗の木の柱も見てください。

スラブ収納の家

スラブ収納の家
兵庫県明石市の戸建住宅
一階と二階の間に収納を設けて、その段差を利用してリビングの天井高を高くしています。

有瀬の家

有瀬の家
兵庫県神戸市の戸建住宅
分譲された敷地は高低差があり、擁壁による地盤補強から工事は始まりました。
ポーチやリビングの掃き出し窓の上にオーバーハングさせたテラスを配置することで庇代わりとしています。

木造耐火建築物の家

木造耐火建築物の家
大阪府茨木市の店舗付き住宅
JR茨木駅徒歩3分のところにある店舗付き住宅。
南側、東側にビルが建つ旗竿敷地という条件の中で
採光と、茶道と華道の教室のエントランスを兼ねて中庭をとっています。

西側の駐車場だけは隣接建物が迫っておらず、唯一の視線の抜けが得られるため、
こちら側に開口部を設け、鉄骨階段を横切らせました。
専用通路から局面壁に沿って導かれる中庭から西側の開口まで一直線に続くこの空間が、この住宅に光と風をもたらしています。

駅の近くということで防火地域に属していたので、木造でありながら耐火建築物として建築をしました。

よくあるご質問

Q : 家を建てたいと思っていますが、何から始めたらいいでしょうか?
A : まずは情報収集ですが、最初にモデルハウスを見に行くことはお勧めしていません。モデルハウスは住宅会社が自社商品を良く見せる目的でつくったものです。理想の住まいをつくる上で、最初に入れる情報として適しているとは思えません。
ネット上でも注文住宅についての情報があふれていますし、個人住宅の見学会に参加してみたり、建築設計事務所等に相談されてはいかがでしょうか?

Q : 計画が具体的ではないのですが相談できますか?
A : 建築家とつくる注文住宅は数年単位でかかることもあります。現段階で何も具体的に決まっていなくても、住まいづくりの基本的な情報の収集から始まり、資金計画や土地探し等アドバイスすることはできると思います。できるだけ早い段階から建築家と話し合い、イメージを共有しながら進めることでより高い満足度を得られると考えています。

Q : ローンの借入れ等の資金計画は相談できますか?
A : 資金計画は最初に直面する問題であり、これが解決できなければ住宅を取得ことはできません。もちろん資金の借り入れや自治体等の補助金、ローンや税金の控除のことまで広範囲に資金計画を立てるサポートをさせていただいております。

Q : 土地が決まっていないのですが、土地探しから相談できますか?
A : 当設計事務所では、建築士だけではなく宅建士も常駐して、土地探しから、不動産の契約までサポートさせていただいております。
自由設計の注文住宅を建てる上でのメリットは、どんな敷地にもフィットした住宅を建てることができることです。現地調査にも立会い、土地探しの段階から建築家が参加することで住宅空間イメージも膨らみます。

Q : 建て替えとリフォームで迷っています。どちらがお得ですか?
A : 一般的にはリフォームの方が解体費、廃材処分費がかからず、再利用できる材料もあるので金額的には安くなります。しかし、リフォームの場合劣化部分をチェックしながらの施工になるので作業の手間がかかり、竣工までの日にちもかかります。
状況によっては建て替えの方が手っ取り早くてメリットがある場合があります。
建て替えかリフォームか。。。
現状住んでいる住宅の状況、将来へのビジョン等により様々なので一概にはどちらとは言えないので、個別に相談してください。

Q : プランの作成をお願いしたいのですが有料ですか?
A : 初回のラフプランは無料で行っていますが、本格的なプレゼンには5万円(税別)いただいております。このプレゼン代は設計監理契約をいただくと設計料に含みます。
契約に至らない場合、プランの無断使用は禁止させていただいております。

Q : 狭小住宅や特殊な形状の敷地でも対応してもらえますか?
A : もちろんです。
狭かったり変形していたり、高低差があったりと、一見条件が悪そうな敷地でもプラン次第ですてきなお家が建ちます。どんな敷地でもアイデアを絞って建てることができるのが注文住宅のメリットです。

Q : アフターサービスは行ってもらえますか?
A : 注文住宅は建築主に引渡てからもお付き合いが続くと考えています。施工による瑕疵の是正工事はもちろんですが、いずれやってくる外壁塗装等の大規模修繕への対策等のアドバイスも丁寧に行っています。
また、竣工後1年程度かけて住みながら家具をデザインしたり、数年から10年以上の単位での家族形態や生活の変化に対応する為の提案もサポートさせていただいております。

執筆者略歴

[執筆者 / 監修]
三浦喜世
一級建築士
2007年から一級建築士事務所YMa主催
大阪、兵庫を拠点として店舗、注文住宅、共同住宅等の企画・デザイン・設計及び監理、中古住宅やマンションのリノベーション、オリジナル家具のデザイン・製作等を行う。
[受賞歴]
リノベーションアイデアコンペ 視点特別賞 受賞
東京デザイナーズウィークプロ作品展 出展
Design Competition in Kainan 入選
デザイントープ小論文コンペティション 入選

SHARE!

BLOG TOP