温泉旅館のリノベーションデザインが本格着工に向けて進捗しています。
中・大浴場に加えて屋上露天風呂のデザインも入ってきました。
試行錯誤しながらイメージを構築しているところなのですが、同時に具体的な仕上げ材の検討にも入ってきています。
そのプレゼンの様子をご覧ください。
中浴場
温泉旅館の露天風呂、大浴場と中浴場があるのですが、こちらは中浴場です。
温泉ということで、夜の利用をメインに想定しているので落ち着きのあるやや暗めのトーンでまとめています。
既存の石積みの浴槽はタイルで囲い、床も防滑対応のタイルでシンプルに見せます。
壁は耐久性のある化粧板、タカショーのアートボードを採用して、タイルと共にそれぞれ2色遣いで色彩がごちゃごちゃしないように配慮しています。
大浴場
大浴場は少しデザインの幅を広げて、内風呂に個別浴槽を備えて、渡り廊下から露天風呂までをトータルにまとめることになっています。
こちらも中浴場と同じく、タイル・アートボード共に2色でまとめているのですが、色彩はやや明るめに設定しています。
これは日によって男女が入れ替わる大・中浴場で、異なる雰囲気で入浴を楽しんでもらえるようにという配慮からです。
内風呂の個別浴槽ブースも露天風呂と同じタイルを使用し、その床タイルそのままに渡り廊下から足元のライン照明に導かれるように露天風呂へと向かいます。
吐水口
今回は吐水口のデザインにもこだわります。
「水の流れと音を作る」「素材を活かす」「照明と組み合わせる」といったテーマを軸に方向性を探っていきます。
実際の吐水口は温泉の温度を下げないために短くするのが理想的なのですが、フェイク吐水口も混ぜて水の流れをデザインすることを考えています。
これからの提案をお楽しみにしてください。
「水の流れと音を作る」「素材を活かす」「照明と組み合わせる」といったテーマを軸に方向性を探っていきます。
実際の吐水口は温泉の温度を下げないために短くするのが理想的なのですが、フェイク吐水口も混ぜて水の流れをデザインすることを考えています。
これからの提案をお楽しみにしてください。
屋上露天風呂
追加でデザインを提案することになった屋上露天風呂のリノベーションです。
初回提案ということでラフなイメージを提出しましたが、シンプルすぎる現状にアイストップとなるようなオブジェを求められています。
見せたい景色と隠すべきところをどう表現するのか、悩みどころです。
初回提案ということでラフなイメージを提出しましたが、シンプルすぎる現状にアイストップとなるようなオブジェを求められています。
見せたい景色と隠すべきところをどう表現するのか、悩みどころです。
今後の展開
デザインイメージだけでは空間を作ることはできません。
迫る着工に向けてイメージと図面をリンクさせていく必要があります。
今後、イメージと図面を行ったり来たりしながら、これまでの流れを設計図面に表現していく作業が進んでいきます。
これからはさらにデザインの幅を広げながら、ペースが上がっていきます!
●現地調査とデザイン
●プレゼン【室内浴場の個別浴槽】
●プレゼン【大浴場露天風呂】
●プレゼン【中浴場露天風呂】
●初回プレゼン
迫る着工に向けてイメージと図面をリンクさせていく必要があります。
今後、イメージと図面を行ったり来たりしながら、これまでの流れを設計図面に表現していく作業が進んでいきます。
これからはさらにデザインの幅を広げながら、ペースが上がっていきます!
●現地調査とデザイン
●プレゼン【室内浴場の個別浴槽】
●プレゼン【大浴場露天風呂】
●プレゼン【中浴場露天風呂】
●初回プレゼン