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温泉宿の露天風呂デザイン【露天風呂①】

温泉宿の露天風呂デザイン【露天風呂①】

デザインを進めておりました、温泉宿の露天風呂計画の初期デザインです。
以前露天風呂の一角にある個別浴槽のみのデザインをお送りした店舗ですが、5月の連休明けから夏にかけての工事に向けて、これからは計画自体が更に大きく変わっていくことになると思います。
露天風呂が2カ所、内風呂が大浴場と中浴場、それぞれ日によって男女が入れ替わる事になります。

露天風呂の全体像

温泉宿の露天風呂デザイン
まずは鉄骨階段を下りてアプローチする露天風呂①のデザインです。
こちらは全体を見渡したイメージです。
浴槽はスッキリと御影石で囲い、その周囲には樹脂デッキによる通路と休憩場所を設けています。デッキの隙間には大粒の砕石を敷くことで、繊細な和に対して無骨な雰囲気を醸し出しています。
壁にはアルミ製のプリントパネルを貼り、耐久性にも配慮しました。

照明は壁に設置したマリンライトを主に、屋根に仕込んだスポット等を活用してやや暗めの設定にしています。
浴槽やデッキ廻りの段差には間接照明を設けることで、デザインだけでなく安全にも配慮しました。

奥からの見返し

温泉宿の露天風呂デザイン
奥から見返したところです。
左側にはアプローチの鉄骨階段があります。しかしスケルトン階段である為に丸見えなので何らかの対策があった方が良いですね。
階段下には樹脂デッキの休憩スペース。この辺りのデザインは向きの検討も必要ですが、ゆっくり温泉を楽しむ為にはこういった寝ころべる場所も必要になってきます。
見返しの奥には個別浴槽が見えています。

個別浴槽のデザイン

温泉宿の露天風呂デザイン
立ち湯が一つと他に二つの浴槽からなる個別浴槽です。
石貼のベースには間接照明と湯の循環装置が隠されています。浴槽の縁のみを檜として、立ち湯の立ち上がりは色の異なる石材を用いてアクセントとしています。
段差の間接照明は、デザインだけでなく安全にも配慮した装置として機能する事でしょう。

温泉宿の露天風呂デザイン

もちろんデザインはどんどんブラッシュアップされていきますが、何日かにわたって、この時一緒にプレゼンした他の露天風呂や内風呂のイメージも紹介していきたいと思います。
まずはラフ提案をお楽しみください。

●名刺代わりのプレゼン資料

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