BLOGブログ

温泉宿の露天風呂デザイン【露天風呂2】

温泉宿の露天風呂デザイン【露天風呂2】

露天風呂②のデザインです。
露天風呂①とは微妙に異なりやや繊細な仕上げとしています。
時間によって切り替わる男湯と女湯、どちらも楽しみたいというのが温泉旅行でしょう!二泊はしたいものです!!
それでは見ていきましょう。

アプローチの渡り廊下から繋がる露天風呂②

温泉宿の露天風呂デザイン
こちらの露天風呂②は内風呂から渡り廊下でつながってきます。
その廊下からの繋がりも含めてデザインして、アプローチも含めての一体的な露天風呂を表現できたらと考えました。
廊下の床仕上げは樹脂デッキとして、露天風呂でも主に使っているものと同じ仕上げとしています。
また、通路の床に仕込んだ間接照明がそのまま露天風呂まで繋がってきます。
左側の壁際の明かりがそうですね。
露天風呂①では大粒の砕石を樹脂デッキの間に敷いていましたが、露天風呂②では小粒の白玉石を使って空間を調整します。
他にも個別浴槽が檜風呂だったり、円形だったりといったところでやわらかいデザインの露天風呂となります。

湯船につかろう

温泉宿の露天風呂デザイン
温泉の湯船につかったら何が見えるのかというのも温泉の一つの楽しみです。
こちらも露天風呂①と同じく休憩スペースを樹脂デッキで作っています。
この休憩スペースはアプローチの渡り廊下からは見えないように目隠し壁を建てているのですが、なんと、2階の宴会室から浴室が丸見えになるという事なのです。屋根のある浴槽部分は大丈夫なのですが、これは大問題ですよね。
当然その対策を求められるわけですが、せっかくの露天風呂ですから全て屋根で囲う事は避けたいところです。
そこで、一部をルーバーとして、空を望む事が出来ながらにして、宴会場からの視線はカットすることを提案しました。
露天風呂というからには空が見える開放感がほしいですよね!

檜の個別浴槽

温泉宿の露天風呂デザイン
今まで露天風呂には大浴槽があるだけでしたが、今回の計画では個別浴槽も求められています。
立ち湯も含めた個別浴槽をどう提案するのかもこのプレゼンの重要な要素の一つでした。
丸風呂に六角形風呂、檜に石にタイル、浴槽の縁だけを檜にすることもできます。
多くの可能性を表現することのできる個別浴槽は迷いましたし、考えました。
まだまだこれからもアイデアを出し続けると思いますが、今お見せできるのはこれです。
これからのプレゼンにもご期待ください!

個別浴槽の別案!

温泉宿の露天風呂デザイン
個別浴槽についてはいろいろと検討しましたが、メンテナンスにも配慮して、檜の丸風呂だけではない提案も行っています。
露天風呂①とは異なる体験をして貰いたいという気持ちがあるので、同じ檜でも丸なのか六角形なのかも考えていました。その振れ幅がこのパースです!

最後に

さて、このプレゼンはもう少しだけ続きます。
実際に、資料を先に送っていたにもかかわらず、プレゼン日当日は相当な時間を割いて質疑応答をしていました。
それだけ興味を示していただいたという事なので喜ばしい事なのですが、もう少し『温泉宿の露天風呂』のプレゼンにお付き合いください。

●名刺代わりの個別浴槽プレゼン
●温泉宿の露天風呂デザイン【露天風呂①】


●温泉の他、店舗やクリニックのデザイン、設計、施工をお考えの方はこちらへ

SHARE!

BLOG TOP