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大阪市のオフィスのデザインプレゼン

大阪市のオフィスのデザインプレゼン

オフィスデザインの事例


大阪市のオフィスのデザインプレゼン

大阪市のオフィスのデザインがまとまりました。
店舗やオフィスデザインではこのようなプレゼンでオーナーにイメージをつかんでいただいた後、施工用の図面の作成へと進んでいきます。
・イメージ
・仕上げ
・意匠図面
・設備図面
という順番で資料を紹介していきたいと思います。

イメージ

店舗のプレゼン
まずはなんといっても空間のイメージです。
今回の計画では2階建ての事務所のリノベーションになるのですが、1階はほぼ倉庫になります。
エントランスから2階の受付までを中心にデザインをしたのですが、3Dパースによって空間のイメージをつかんでもらいます。
1階のエントランスから階段、そしてレセプション空間への流れとともに、そのメイン通路から横道にそれたトイレへの通路とトイレ内部の空間も提案しています。
それぞれの空間同士のつながりの他、切り離されたトイレでは少し印象の異なるデザインを表現しました。

●イメージの表現はこちらの提案資料をご覧ください

仕上げ

店舗のプレゼン
天井や壁、床等の仕上げは仕上げ表の他、サンプルやプレゼンボードで表現します。
施工用の図面では仕上げ表があれば十分なのですが、プレゼン段階ではどんな素材を使って仕上げようとしているのかは視覚的にわかりやすく伝えたいところです。
写真の他、現物サンプルも持参して説明します。
イメージパースの次に仕上げのプレゼンが空間デザインを伝えるためには重要な要素になってきます。

●仕上げの資料はこちらをご覧ください

※照明器具のリストはここではなく、設備図面のところに含んでいますのでそちらもご覧ください。

意匠図面

店舗のプレゼン
現場で採寸して作成した現状図を基に、平面図、展開図、家具や建具等の詳細図を意匠図面として作成します。
3Dパースと仕上げのプレゼンによってざっくりオフィス空間のイメージをつかんでいただいた後で、平面図によって具体的な計画を説明します。
特に平面図で広さ等を確認しながら空間の使い勝手を検討し、疑問に思ったところは用意している展開図や詳細図によって解消することができます。

●具体的な図面はこちらをご覧ください

設備図面

店舗のプレゼン
最後に照明や空調、換気扇なんかの計画の方向性を示す設備図面です。
今回はオフィスということで飲食店のような水道、ガス等の複雑な設備は必要ないので省略しています。

平面プランが変われば空調を効かす室数も変わります。
既存の空調はそのまま使用するのか?古さに配慮して新しいものに入れ替えるのか?既存利用するなら移設は必要なのか?新設の空調を追加すべき室はあるのか?
室外機置場や電気容量も含めて、特に空調は計画の初期からしっかりと考えておく必要があります。

照明計画は比較的自由に計画することができるのですが、配灯やスイッチの位置等は事前によく計画しておきたいところです。
また、照明器具リストでイメージもつかんでもらいましょう、照明計画で空間は大きく変わります。

●設備計画のプレゼンはこちらをご覧ください
●空間デザインにおける照明計画の基礎知識

造作家具

造作家具
店舗空間を作るのに重要なのが造作家具です。
このオフィスでは階段を登りきったところのディスプレイラックを中心に、レセプションカウンターや曲面の間接照明ボックス、トイレへ行く横道の照明ボックス、トイレの什器等が造作家具となる予定です。
現場で作れるものと工房で作るもの、しっかり分類して見積、施工をこなすのがよい店舗を作るコツです!
造作家具で空間を豊かにしましょう!!

●造作家具のデザイン・製作はこちらへ

プレゼンの先にある施工

大阪のオフィスのプレゼンを基に店舗デザインの基本的なところを紹介してきました。
ここまでのプレゼンに至る前には現地調査を行い、ヒアリングを重ねながら少しずつ図面やイメージパースを提示してきています。
最終的なプレゼンの成果物としてはこちらの資料になります。

この後は施工用の図面を作成し、詳細な見積もりから契約、着工という流れで店舗づくりは進んでいきます。
プレゼン段階と施工段階で作成する図面も変わってくるのです。

●現地調査とヒアリング~初回プレゼンはこちらへ
●オフィスのデザイン提案

●大阪の店舗デザイン、設計、施工、リノベーションなら
●造作家具のデザイン・製作はこちらへ

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