大阪の店舗リノベーション現場を訪れると、先日搬入した建具枠やガラス枠が取り付いていました。
枠廻りの石膏ボードも貼り終わっていて、下地工事も終わりに近づいてきています。
設計事務所兼オーダー家具屋でもある当店の造作家具、それぞれ紹介していきましょう!
建具の製作開始!
建具枠は隠し扉用の建枠のみの2方枠が一か所、H2000程度の3方枠がトイレ、収納、バックヤードに各1カ所ずつメラミンで仕上げたものが設置されています。
全て造作建具として製作するので、よく見かけるメーカーの既製品の建具との差別化を図るために隠し扉以外も隠し丁番を使ってすっきりしたデザインにおさめています。
これらの枠の内法寸法を測り、家具工房では建具の製作にかかります。
図面通りに仕上がっているのなら、測らなくても寸法がきちんと決まっているのではないかと思われるかもしれませんが、現場と工場で同時進行で製作が進むため、ミリ単位のずれが生じることがあります。建具の場合、このちょっとしたズレが建具と枠とのクリア寸法やラッチのかかりなんかに影響が出て立て付けが悪くなってしまう可能性があるのです。
店舗設計にしても注文住宅にしても建具枠の設置から引き渡しまで十分な時間があることが多いので、ほとんどの場合安全に枠設置後に採寸してから建具の製作開始となります。
全て造作建具として製作するので、よく見かけるメーカーの既製品の建具との差別化を図るために隠し扉以外も隠し丁番を使ってすっきりしたデザインにおさめています。
これらの枠の内法寸法を測り、家具工房では建具の製作にかかります。
図面通りに仕上がっているのなら、測らなくても寸法がきちんと決まっているのではないかと思われるかもしれませんが、現場と工場で同時進行で製作が進むため、ミリ単位のずれが生じることがあります。建具の場合、このちょっとしたズレが建具と枠とのクリア寸法やラッチのかかりなんかに影響が出て立て付けが悪くなってしまう可能性があるのです。
店舗設計にしても注文住宅にしても建具枠の設置から引き渡しまで十分な時間があることが多いので、ほとんどの場合安全に枠設置後に採寸してから建具の製作開始となります。
塗装仕上げのガラス枠
ガラス枠はアユース材の突板で製作しています。
塗装した枠材を壁面に取り付けてみるとなかなか雰囲気が出てきました。ここにマジックミラーが入るのですが、それは破損防止にも配慮して引き渡し直前、また後日になります。
店舗のデザインにマジックミラーを取り入れた意図として、カウンター席からはVIP席を隠し、VIP席からはカウンターのバーテンダーの様子がうかがえるようにすることがあります。
マジックミラーがうまく機能するのかどうか、見え方が逆転しないように照明の調整も必要になります。
塗装した枠材を壁面に取り付けてみるとなかなか雰囲気が出てきました。ここにマジックミラーが入るのですが、それは破損防止にも配慮して引き渡し直前、また後日になります。
店舗のデザインにマジックミラーを取り入れた意図として、カウンター席からはVIP席を隠し、VIP席からはカウンターのバーテンダーの様子がうかがえるようにすることがあります。
マジックミラーがうまく機能するのかどうか、見え方が逆転しないように照明の調整も必要になります。
今後は仕上げ工事に入っていきます
枠類の設置が完了するとクロスを貼ることができるようになってきます。
クロスを貼ると店舗の雰囲気がより感じられるようになり、デザインがあらわになってくる段階になります。
日に日に変わるインテリア、仕上げ工事が始まると、設計事務所としても店舗デザインの確認のために現場を訪れる回数が増えるというものです。
クロスを貼ると店舗の雰囲気がより感じられるようになり、デザインがあらわになってくる段階になります。
日に日に変わるインテリア、仕上げ工事が始まると、設計事務所としても店舗デザインの確認のために現場を訪れる回数が増えるというものです。