大阪の心斎橋筋商店街の店舗の造作家具工事です。
ブランドショップのディスプレイラックにガラス戸を設置する工事の最中の写真です。
あらかじめガラスを丁番のカタチに切り込んで現場に搬入しています。
思っているよりも多くの器具を用いて扉を設置していきます。
切り込んだガラスにガラス丁番をはめて家具に設置するわけなのですが、特に問題なく現場作業は進んでいきます。
と思っているところでちょっとした手違いが・・・
現場の職人から鍵の掘り込みがされていないから取り付けられないと、、、
造作家具に対して丁番の掘り込みはしてあるのでガラス戸自体は設置可能です。
しかし、鍵のほうが掘り込みしていないので取り付けられないということなのです。
「なんでかな?」ということで電話で職人さんの親方とも話し合います。
結果的に、丁番の掘り込みは必要だったのですが、鍵はL型の金物をビスで取り付ければいいので彫り込む必要はありませんでした。
こちらでは事前に把握していたことなのですが、現場の職人さんが把握してなかったようです。
結果的には、こちらの事前調査通りに問題なく設置可能でした。
ちょっとしたことで現場は振り回されてしまいますね。
あと、1階に配置する家具の背面にミラーを取り付けました。
今までこの家具は壁に背を向けて配置していたので背面は隠れていたのですが、設置位置を移動するにしたがって背面があらわになることになりました。
この背面にミラーを貼ることになったのですが、小口には細工をしないとうまくおさまりません。
4方に金物を取り付けておさめました。
これらの造作家具は6月に納品したのですが、竣工写真はこちらをご覧ください
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●ブランドショップで造作家具の提案を行います