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工事見積前の現地調査 -大阪のオフィスリノベーション工事-

工事見積前の現地調査 -大阪のオフィスリノベーション工事-

大阪でオフィスの移転工事を行います。
今回は設計事務所から廻ってきた図面に従って工務店として施工を担当する流れになっています。
工事自体は給排水設備のないシンプルなオフィスリノベーション工事となるのですが、既存事務所の現状復旧工事とセットの工事となるため、既存・新規のオフィスビル側のAB工事との兼ね合いや、引っ越しとのスケジュールの調整をする必要があります。

移転先の新オフィスは、大阪市北区梅田の大きなオフィスビルなので内装監理室とA・B工事のゼネコンとの調整も必要で、(●A工事、B工事、C工事の分類についてはこちらの記事をご覧ください)
ゼネコンとのやり取りは主に設計事務所が、内装監理室とのやり取りは主に工務店が引き受けながら、設計事務所と工務店が協力して進めていきます。
さらに土日しか行うことができないという既存事務所の現状復旧工事の日取りや、オフィスの引っ越しのタイミングに合わせるための工程を組む必要があります。

現場の施工についてですが、まずは図面をもって現地調査を行い、搬入経路などを確認し、見積を作成して工事契約の締結へと進めていくことになります。

大阪オフィスリノベーション工事現地調査

現地調査時の現場の様子です。たいへん広く見えるのですが、実際は真ん中で仕切って半分だけ借りる契約になっています。テナントの界壁工事はA工事となります。
床や壁、天井、照明器具等はほとんどそのまま使うので、新しく建てる間仕切りと造作家具が中心となる工事になります。
さらに給排水設備もなく、防災設備はB工事となるので、面積のわりにC工事としてはそれほど多くの工事がありません。

現場の施工も実働10日程となる予定です。
ただし、造作家具とガラスパーティションの納期がかかるので、それに合わせて契約、発注ができればというところですね。

現場着工前に造作家具の製作開始

●A工事、B工事、C工事についてはこちらの記事をご覧ください

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