大阪でリノベーション施工が続いているバーです。
大阪市内という立地もあり、当設計事務所の近所なので、工事の進捗に合わせて現場を訪れる回数も増え気味です。
アール壁には曲げベニヤが貼られ、どんどん店舗のデザインをあらわにしてきています。
工事が進んでいるのは見えない部分も同様で、天井のプラスターボードを貼ると同時に電気や換気等の設備も仕込まれて行っています。
部分的には照明器具も設置されていますが、これはライン照明を天井に埋め込んで製作しました。
地味ですがとても手間のかかる作業なのです。こういった現場の職人さんの努力が空間の質を上げていくことになりますから、感謝ですね。
また、レジンのカウンター用に無垢の板も搬入されてきていました。
カウンターの形に型枠を作り、この木材をいい感じに並べてレジンを流し込み固めます。この並べ方は設計図面というよりも、ナチュラルな木を活かすために現場の感覚で行います。
レジンカウンターの製作にももうすぐ取り掛かる予定です。
レジンの施工をしている間は、埃を立てられないので他の業者は立ち入り禁止になります。
ここには大きなボトルラックが設置される予定です。
今回現場を訪れた最大の目的は、店舗デザインの大きな要素でもあります造作家具の打ち合わせです。
オーダーメイドで作る造作家具は空間にきっちりおさまるよう事前の準備が大切になってきますから、測量の他現場の大工さんとのおさまりの打ち合わせもしっかり行います。
現場の状況を確認し、サイズを測れば、取り急ぎ現場を進めるために必要になる建具枠から製作開始です。
現場はもちろんですが、造作家具工房も本格始動です!
●店舗のイメージパースの作成を外注してみる
●イメージパース完成
●大阪新地、バーの現地調査
●解体工事完了! 今後の進展は?
●大工工事開始!
●アール壁(曲面壁)とカウンター