BLOGブログ

大阪のブランドショップで造作家具の提案をした

大阪のブランドショップで造作家具の提案をした

大阪心斎橋商店街で提案していたブランドショップの家具工事の発注をいただきました。
発注に至るまでに形状、金額の数回の変更を経てきて、最終的には90個のボックスが収まる形に落ち着きました。

●大阪市心斎橋のブランドショップで造作家具の提案を行います
●オーダー家具による大阪の店舗のリノベーションに立ちはだかる予算の壁

造作家具の提案

最初の提案はボックスを縦横500mmのサイズにして4段としていました。
ショーケースを置けるところにはできるだけ置くように、最大限に造作ショーケースを並べていました。全部で18列となり、ボックスの数は合計72個になっています。
同時に見積も出したのですが、これでは予算オーバーだということです。

造作家具の提案

それを受けて提案したのは家具を小さくした案です。
小さくすればその分見積金額を下げることができます。
両サイドに6列ずつ、ボックスの数は48個になっています。

しかしここで問題が発生しました。
ショーケースに入れる商品の予算取りもすでにしているということで、ボックスの数が90個必要だということなのです。
このままのサイズのショーケースでは物理的にそんなに多くのボックスを入れることができないので、ボックスを100mm小さくして縦横400mmとしました。
これで1列に5段入れることができます。

造作家具の提案

結果的にこれが最後の提案になったのですが、左側の壁沿いに8列、右側の壁に10列並べています。
ボックスのサイズを小さくしたことで、家具の大きさは小さくなったものの、合計90個のボックスを確保することができました。
しかし、造作家具のサイズは小さくなったのですが、ボックスが増えたので木工家具の見積金額が上がってしまうことに・・・
列ごとにガラス扉をつけているので、ガラスや丁番、鍵などの金物はあまり上がらないのですが、ボックスごとにアクリルパネルや照明がついています。これもボックスが増えた分金額が上がります。
ガラスの重量は1枚16kg以上にもなり、それを支える丁番も高価なものなので、金物が増えなかったことは助かったのですけど。。。

金額をできるだけ抑える努力はしますが、これはもう予算を確保していただく他仕方ありません。
見積金額を了承してもらうことができ、発注となりました。
大きな造作家具である上に連休を挟むので、納期は1カ月以上かかることになるでしょう。

SHARE!

BLOG TOP