
大阪の設計事務所からの移動が大変なのですが、こちらは兵庫県神戸市で着工した倉庫の新築工事現場の様子です。
建築だけではなく、都市計画にまで及んだ事前協議にかなりの時間を割き、やっとのことで確認申請が下りてようやく着工した現場なのですが、地盤改良工事が終わりました。
そして間を空けず、先日基礎配筋の中間検査が終わったところで、もう次の工程へ!
現在は型枠を組み終わったところです。これからこの型枠に生コンクリートを流し込むことになります。
写真でもとても存在感があるように見えているこの基礎なのですが、1階フロアレベルから基礎底まで1.7m近くもあるのです。
男性成人の身長ぐらいあるので、近くで見るとなかなかの迫力です。
これが、天井高が高く、面積もある程度あるとは言え平屋の倉庫の基礎なのだから驚きです。
過去に設計してきた建築の中でも規模のわりにかなり大きな基礎ということができます。
高低差がある敷地で、擁壁に頼らず深基礎で設計した結果、通常よりも基礎梁が800mm程地中に下げられています。
そのおかげで、何が建つのだろうという規模の基礎型枠になりました。
次のコンクリートを打つという工程も大変な大イベントとなることでしょう!
神戸の現場は大掛かりな工事になっています!!


