兵庫県の温泉宿の改修デザインが進んでいます。
工事はゴールデンウィーク明けから着工し、7月中に完了する予定です。
比較的閑散期になるところで施工するわけなのですが、スケジュールはタイトです。
その工事期間中全て休館するわけではありませんが、露天風呂の改修工事も含んでいるため、3週間温泉宿は休館となります。
3週間の休館は温泉宿にとっては大きな期間となります。店舗デザインにつきものの休業中のオーナーの費用の負担はできるだけ抑えたいもので、当然ですが、デザインをまとめるのも重圧です！！
その露天風呂改修デザインは、現地調査と打ち合わせを重ねながら進行中です。
様々な機能を含んだ個別浴槽を造るほか、細かいデザインの詰めもあります。
もちろん、新設する個別浴槽廻りのデザインはもちろん、露天風呂の屋根の架け替えから吐水口や浴槽廻の休憩場等の詳細な部分まであります。
これからは露天風呂の雰囲気を活かすような屋根の形状と、個別浴槽の機能的な面を検討していきます。
露天風呂から何が見えるか、その限られた眺望を活かす計画と温泉としての機能部分も検討しているところです。
そろそろ具体的にサイズや設備の検討にも入っていく段階なので、現地での業者さんとの打ち合わせの回数も増えていきます。
専門業者さんと何度も調査する過程で気づくこともあるので、これからがいろいろと楽しみな現場です！