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大阪、道頓堀のバー(店舗デザイン)

大阪、道頓堀のバー(店舗デザイン)

大阪、道頓堀のとあるビルでバーの提案を行いました。
居抜き店舗なのでオープンまでの時間と予算をできるだけ切り詰めてスピーディーに進めていきます。

デザインの準備とアングル確認

店舗パース
イメージ優先ということで、ある程度の設計図面を作成した後速やかに3Dパースを作成します。
アングルの確認からですが、現状に合わせて大体のカタチをとります。この店舗は居抜きで契約するのでカウンターや棚などの造作物はそのまま残してデザインします。
バーなので重飲食店のような防水工事も必要なく、ドライキッチンで対応して工事費用を安く抑えるように考えています。

こちらがアングル確認用の画像です。
中央のカウンター、カウンター奥と左側のボトルラック、折上げ天井はもともとあります。
これを踏まえてデザインを組み立てていきます。

1枚目のアングル

店舗パース
確認していたカウンター正面からのアングルは少し修正してやや斜めで設定しました。
正面からだとイスやテーブルがうまく映らなかったのです。
カウンター席周辺は黒、テーブル席廻は白っぽくまとめて、カウンターやボトルラック等の造作廻りには木で空間の印象を和らげています。
さらに折上げ天井にはシャンデリアを当て込みました。

2枚目のアングル

店舗パース
最初のイメージパースを射ていただいた後で、もう1アングルの追加を求められました。
こちらはEVホール前から見通したところなのですが、実際にこの店舗を訪れた時に最初に立つ位置に近いところからのアングルです。
店舗の第一印象とでもいえる見え方なのですが、こちらも大切なアングルですね。

最後に

店舗パース
カウンター廻りを強調したアングルも一つ作りました。
テーブル席よりもカウンターの方が造作が多くてアイキャッチになりやすいですね。
ボトルラックも含めた造作部分はこれから詳細を詰めて製作していくことになります。

デザイン打合せ

大体のイメージを共有できたところでデザインの打ち合わせです。
居抜きなので大きな空間の変更はありませんが、ボトルラックの作り込みや折り上げ天井の仕上げ、イスやテーブルなどの家具の選定、仕上材の確認等が引き続き行われます。
店舗の場合はから家賃が発生します。できるだけ早くオープンさせるというスピードもお金と同じ価値があります。
スピーディーにオープンまでこぎつけましょう!

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