現在施工中の美容クリニックの計画です。
本日は造作家具で作るパウダールームの洗面化粧台を紹介します。
この店舗でもいくつか造作家具を製作することになっているのですが、そのうちの一つがこの洗面化粧台です。
お客様の化粧直しが主な用途となる小さい空間なのですが、
もともとの空間の天井高が2390mmしかなくて床上げができないので、排水をポンプで天井まで上げなければいけなかったり、
この室の中には弱電やテレビの分電盤や消防設備があったりして、制限が多くて希望の空間がなかなかとれずに、洗面台を設置する場所が180°反転する等二転三転のやり取りを重ねていました。
しかし結果的には最初に提案していた通りの形状に戻ってきましたけど^^
カウンターはアイカ工業のポストフォームというメラミンの曲げ加工したもので作成。前に立った時にカウンター下に足が入るように、取り外しパネルを排水トラップは見えるけど、電気温水器や排水ポンプを隠せる位置に設置しています。
ミラーはLEDを内蔵したものなのですが、当初指定していた商品が欠品中で、同サイズの他メーカーのもので代替しました。
LEDミラーの上部には薄型の間接照明を仕込んだ照明ボックスを製作します。
全ての機器のサイズをメーカーの承認図で確認した上で、洗面化粧台のサイズを決定します。
オーナーと打合せを重ねて、ここまでを確定した上で家具工房に発注となります。
これからは家具工房との製作用の打ち合わせに入ります。
他にも造作家具としてはフロントのカウンターが大きなものになってきますが、それはまたの機会に。。。
製作にはかかっていますが、造作家具の納品は工程の最後の方になります
それまでお楽しみに^^
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広島の美容クリニック
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