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神戸市の共同住宅の定期報告の現地調査に行ってきました!

神戸市の共同住宅の定期報告の現地調査に行ってきました!

3年に一回の建築物の定期調査・報告の依頼が入りました。今年度は共同住宅を中心に行われます。
年内は神戸の、年が明ければ大阪の共同住宅で定期調査・報告を行います。

特定建築物の定期報告の通知が届いて、どう対応していいかお困りの方は下記サイトも参照してください。
●特定建築物の定期報告の通知が届いたら

定期報告を行う神戸市の共同住宅

神戸は海と山に挟まれた斜面の多い地形です。
この共同住宅も斜面に沿って建てられていて、建築基準法上は2階建てになっているのですが、実質14層になっているというとてもややこしい建築物です。

共用部も廊下が入り組んでいて迷路のようで、図面を見ながら移動していても、自分たちが今どこにいるのかを把握することさえ難しい建築物でした。

現地調査

通常の建物では現地調査は1人で行うのですが、今回の調査は3人で来ていて正解でした。
一人が図面を見ながら現在地の確認、一人がタイルの浮きを中心とした不具合箇所の確認、一人がその不具合位置を図面に書きこんでいく役割と、3人それぞれの役割をこなすことでスムーズに調査を行う事が出来ましたが、一人だと現在地の確認だけでもかなり苦労させられていると思われる現場でした。

3年前の前回の調査は当事務所で請負ったわけではないのですが、きちんと行われていたようです。しかし、その後現在までに指摘項目が全て解消されているわけではありませんでした。
10年ほど前に大規模修繕工事がされていた記録があったので、そろそろ迫っていている次回の大規模修繕時に大掛かりな修繕を行うつもりかも知れません。

指摘項目について

特定建築物の定期報告
今回の調査での主な指摘項目は、タイルの浮き、モルタルの割れ、シーリングの劣化、外構のフェンスの劣化、排水経路に落ち葉が堆積している等でした。
よくある指摘項目なのですが、タイルの浮きがけっこうひどかったように思われます。
簡単に改善できることと、業者に頼んでやってもらわないといけないこと等色々あるのですが、それはこの定期報告をふまえて今後の共同住宅の維持管理の方針の基、決めていけば良いことです。

建築基準法上の定期報告の材料としての資料は揃ったので、来週にでも役所に提出してくることにします。

大阪では年明けから定期報告が本格化します

神戸市では、今年中に定期報告の資料を提出する必要があるのですが、大阪では年明けに本格的に動くことになります。
当設計事務所の定期報告も年明けからが本番です!
特定建築物の定期報告の通知が届いてお困りの建物オーナーの方々、当設計事務所にご相談ください!!

●特定建築物の定期報告の通知が届いたら

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