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大阪市の店舗物件の現地調査

大阪市の店舗物件の現地調査

大阪事務所から東側の心斎橋方面へ行くことが多いのですが、今回は西側の大正区で飲食店舗のプロジェクトが始まります。

まずは現地調査からです。
立地は駅からすぐの飲食店が点在する場所です。
物件は新築の木造二階建ての建物の1階部分で15坪ほどの小さな店舗なのですが、飲食店を作るにはガス容量が少ない上に、動力が引き込まれていないという条件です。
ここで飲食店を開業するには、ガス容量の増設と動力の引き込みが必要になります。

更にこの店舗、予算がたいへん厳しいのです。オーナーから伝えられた金額ではまともに店舗を作ることが難しそうです。
しかし、施工業者は2社の入札で決まるので、比べてみてもらう事で適正価格をわかってもらう事ができるのではと考えています。
多くの場合の入札は施工金額を安くおさえるために行うイメージがありますが、本来は適正価格で施工する為に入札が行われるのです。予算が少なすぎる場合は、適正価格をオーナーに説明する為の材料にもなります。

この入札がプロジェクトを良い方向に導いてくれて、良い店舗を作ることができればいいのですが、どうなる事でしょう。
入札用に配布された図面にも不確定要素が多いので、ここから完成した店舗の姿を想像しながら見積を作成していく必要があります。
ある程度の要望はヒアリングしましたが、デザインだけではなく、見積にもセンスが問われる例ですね。

今数店舗の現調を行い計画が進行中なのですが、同時期に本格的に動き出す可能性があります。
そうなると一気に忙しくなってしまいますが、まぁ何とかなるでしょう^^

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