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大阪で設計中の戸建て住宅 -現地調査からイメージ提案まで-

大阪で設計中の戸建て住宅 -現地調査からイメージ提案まで-

大阪府堺市で60坪ほどの大きな戸建て住宅を設計中です。
設計事務所との家づくりの手順、イメージの提案までを紹介したいと思います。

敷地調査

敷地調査
設計を始める前にまずは敷地調査です。
現地で実際に敷地を確認すると、二方を道路、一方を里道と三方向に開かれた開放的な土地です。
敷地内に高低差があるため設計に限定条件がかかることにはなりますが、魅力的でハウスメーカーではなく建築家に依頼するのに向いた敷地といえると思います。
設計しがいのあるプロジェクトになりそうです。

ボリュームパース作成

戸建て住宅イメージ
平面、立面、断面等の基本設計がある程度まとまると、イメージ作りに入ります。
もちろん基本設計段階でも立体的なデザインをイメージしながら設計しているのですが、本格的に建築主にプレゼンです。
まずは窓などの装飾を外したボリュームパースを作成しました。

斜面を擁壁で造成するため、アプローチは北側の道路からになります。
こちらは窓を入れた外観イメージですが、中二階を計画している為、通常の住宅と比べると高くなっていて、建築自体の最高高さは9mを超えています。
さらにアプローチの反対面には1m程の擁壁の高さが加わるので、一般的な三階建て住宅以上の高さになります。

玄関廻のイメージ追加

戸建て住宅イメージ
玄関扉の上の庇部分を屋上テラスとして計画するかどうか迷っているところなので、窓を入れて外壁仕上げを意識したイメージをもう2案つくりました。
個人的には庇として伸ばした方がすっきりした外観になると思うのですが、建築主はテラスがお気に入りのようです。
この好みの違いによって新しい3案目が生まれるのか?これからどう進んでいくのか注目です!

60坪という延べ床面積と実質3階建てよりも高いという大きな住宅はかなり迫力が出ることでしょう。
予算もかなりかかるので、これから減額検討含めトータルでデザインしていくことになりますが、外構含め設計しがいがあるプロジェクトです。
このプロジェクトでは住宅設計のみの受注ですが、重点監理として要所は現場へ行くことにもなります。
これから着工までの間設計が進んでいく中で、擁壁側から見たイメージなども追加していくのでお楽しみに!

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