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大阪のタクシー乗り場のデザイン提案!

大阪のタクシー乗り場のデザイン提案!

大阪で多数の駅前に店舗を構えるタクシー会社の待合のデザインを提案することになりました。
このプロジェクトはすぐに動き始めるようなものではなく、じっくりと10年ほどかけて10以上ある店舗を順番に改修していくという気の長い計画です。 このイメージ提案はそのプロジェクトの第一回目のものです。

現状確認から外観の第一案作成

タクシー乗り場のデザイン
現状はかなり古びた感じの外観です。
まずは誰の意見も聞かずにイメージを作ることになりました。
成り行き上、こういう提案の仕方はデザインにとっかかりがない分難しくなるのですが、外観はホームページを見たりしてその会社のイメージカラーや方向性を探りながら進めていくことにしました。
結果的に紫色のモザイクタイルを基調にして植栽を施したデザインになったのですが、基調とした紫によるイメージが強い感じに仕上がりました。
タクシー乗り場のデザイン><br />
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外観第二案

ここから少し明るい色を足していこうという事で、曲線を多用したリブパネルで間接照明を活かしながら、サッシに紫を入れることで全体的に締まるようなデザインの第二案を作っていきます。
リブパネルに関しては塗装して仕上げる仕様になっているので様々な色に変えることができます。特に明るめの色だと間接照明の光の色に変化を持たせることで多様な表情を持たせることもできます。
近頃の照明器具はLEDになったこともあって簡単な操作やシーン分けの設定によって、自由に色を変えることができる機能を持ったモノもあるので色を楽しめると思います。
駅前という立地もあるので、もちろんリブパネルは不燃材にも対応しています。
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待合室のインテリアデザイン

こういったふわっとした依頼の場合はとりあえずスピード重視で早く提案した方が良かったりもするものです。
続いて待合室のインテリアデザインのイメージを作成していきます。
とにかく豪華にという事で、壁には大理石、天井には木製フローリング貼の間接照明を施し、肝心のソファは4色で構成します。
更にそのソファの背もたれから上の部分にはオニキスのような光を通す石材にバックライトを入れて見た目の美しさの他に照度の確保に努めます。オニキスの代用でおしゃれなデザインシートをはさみこんだ合わせガラスなんかでもいいと思います。

これらの光によって照明器具を表に現さずに明るさを保ちます。
照明器具をあえてデザインに取り入れることもあるのですが、ここでは間接照明のように器具を見せない照明計画を行いました。

とは言ってもできるだけなので、窓際は壁を少しふかすことで、ここでちょっとした書きものや仕事をこなせるようなスペースを作っています。この上部にだけ小さめのダウンライトを配することにしました。
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今後の展開に期待

さて、最初の提案としてはこんなものですね。
いつ始まるともしれないプロジェクトへの先行のデザインの提案は、全然関係のない他の仕事につながったりすることもあるのです。
小さなことからコツコツと、そのうち発注いただける事を祈りながらメールの送信ボタンを押しました。
大阪で店舗デザインならぜひお任せください!!

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