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大阪心斎橋の店舗でガラス扉のメンテナンスを提案!

大阪心斎橋の店舗でガラス扉のメンテナンスを提案!

大阪市の心斎橋筋商店街の店舗の家具(ショーケース)のメンテナンスの依頼です。

他の会社が施工したショーケースのガラス扉なのですが、これが段々とずれてくるという症状なのです・・・
扉がずれてくるとガラス同士が当ったり、鍵がかかりにくくなったりします。
話を聞いてみると、この店舗がオーブンしたのが4年前です。
そしてこの症状が出始めたのが1年半ほど前になります。
2年以上の期間を経ての不具合なのですが、店舗側からは丁番等の金物やガラスが良くないので交換してほしいということだったのです。
しかし、丁番とガラスを取り替えるとなるとたいへんな金額です。まずは原因を調査しましょうという事になりました。

こういった事は良くあることなので、おそらく経年によるずれだろうなと思いながら、ガラス職人と一緒に現地調査を行いました。
ガラス扉は丁番に挟みこんでその位置を保っているのですが、このガラス扉がけっこう重いのです。1枚で15~20kgにもなるのですが、これだけの重量がかかると丁番にも負担がかかります。

もちろんこの丁番は重量の重いガラス扉専用の特殊なものなのですが、正常な機能を保つためにはやはり定期的なメンテナンスが必要になります。
この度の不具合もガラスや丁番の不具合ではありません。予想通りの経年によるガラスのずれだろうという事に落ち着きました。
やみくもにガラスと丁番の交換をしなくて良かったです。
そして、このガラス扉の定期的なメンテナンスと必要に応じたガラス丁番の交換を提案しました。

ガラス丁番の調整

丁番のメーカーはスガツネです。事前にメーカーに写真を送って品番を確認しておきます。

まずは全体的なメンテナンスを行って、ガラスの調整をします。
その際、丁番の調整をドライバーで行うのですが、過去にそのビスを無理にさわりすぎるとその頭がつぶれていたりするのです。そうなると丁番を交換するしかなくなってしまいますから、扉がずれてきても焦って無理な調整はしないようにしましょう。
店舗内のガラス扉を全体的に調整・調査した上で、ビスの頭がつぶれてしまったりして交換しなければならない丁番の数を拾い出して商品を発注、別の日に交換の為にまた来ます。

店舗のオープン前に行った現地調査時にチェックしたのは、観音扉2カ所分、ガラス扉4枚分で丁番8個です。そのうち2個が交換が必要な状態でした。
丁番は全部で100個以上あります。いくつ交換しないといけない状態なのでしょうか?
できるだけ安くおさえたいところですが、これは調整してみないと分かりません。

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