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造作家具屋が作る、こだわりのオフィスを仕切る高級パーティション

パーティション

パーティションの搬入設置作業

パーティション
東大阪市のオフィスなのですが、家具工場では社長室と事務所を仕切る造作パーティションを製作していました。工場での作業も終わり、仮囲いの中で現場での設置作業の様子です。

巾6.722M、高さ2.387mの開口にピタッと合わせて黒い枠を設置、左端には入り口の引き戸がつきます。
もちろんこのサイズではトラックにも乗らないしビルに搬入もできません。分割して製作し、搬入してきて現場で組み立てることになります。
家具職人がどこが継ぎ目かもわからないように仕上げてくれていますが、このパーティションは5分割して製作されているのです。

パーティションの枠にはガラスをはめるための溝を切っています。設置後にガラス業者がガラスをはめ込んで完成となりますが、ガラスをはめると重量で引戸の開け閉めの動きが変わってしまいます。
そのためにガラス設置後にレールの再調整が必要になるのですが、今回の引き戸のレールは開けるときは手動で開けるのですが、閉じるときは勝手に閉じる半自動といわれる仕様のものなので、より繊細な調整が必要になります。

また、床には建具がまっすぐ立つようにガイドピンを設置します。今回の床は木で床上げをしていたので、ガイドピンを何度もさしたり抜いたりするのは木に対してあまりよくない。ということで、一回の作業で終わらすために内装工事が終わってからガイドピンを設置することになりました。
半自動レールに付属のガイドピンは現場のわかりやすいところに置いておきます。
インテリア全体の工事の工程のために少し残った作業もありますが、パーティションは一応形になりました。

インテリアが仕上がり、仮囲いがなくなるとオフィスの雰囲気がだいぶ変わるのですが、それはまだ少し先のことです。

完成したパーティション

パーティション
同じオフィスビルの中で過去にも同じパーティションを会議室に納品させていただいたことがあります。
前に設置したところのガラスが入った完成形をご覧いただきましょう。パーティションの向こう側に小さな会議室が並んでいます。
ガラスは防音にも配慮して合わせガラスにしています。真ん中のガラスは目隠しシートを挟んだ合わせガラスで、商談を行う会議室に対してプライバシーを確保しています。
施工中とは違ってインテリアも仕上がると雰囲気がすごく変わりますよね。

このオフィスビルではこだわりの家具を多数納品させていただいております。
その他の家具の様子はまた別の機会に・・・

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